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Tomoruと学ぶ、AI投資入門
レベル2

「プロンプト」で投資に役立つ分析をする

指し棒を持ったTomoru

いよいよ実践です。今日から使えます。

まず、いちばん大事なこと

AIに渡す資料は、

「一次情報」

と呼ばれるものを使ってください。

一次情報というのは、会社が自分で出した資料のことです。決算短信、有価証券報告書、開示のお知らせ。こういうものですね。

では、ニュースの記事はどうでしょう。

あれは、記者の方が読んで、まとめたものです。まとめるときに、必ず何かが省かれます。Xの投稿も同じで、誰かが感じたことが入っています。

悪いわけではないんです。ただ、判断の土台にするなら、省かれる前のものを見たほうがいい

だから、一次情報なんです。

資料は、どこにありますか

決算短信・決算説明資料
→ 会社のIRページ、またはTDnet
有価証券報告書
開示のお知らせ
TDnet

どれも無料で、誰でも見られます。

EDINET(イーディネット)は、国が用意しているサイトです。上場している会社が出した資料が、ぜんぶここに集まっています。

やってみましょう

1
EDINETを開く
2
気になる会社の資料をひとつ探して、ダウンロードする
3
AIに渡して、分析してもらう

渡すときは、次の頼み方を使ってください。

頼み方の型

コピー
あなたは、投資の初心者に会社を説明する係です。
添付した決算短信だけを読んで、次の順に説明してください。

1. この会社は、誰に、何を売っているか
2. 売上と利益は、前の年と比べてどうか(数字も書く)
3. 会社自身が「苦しい」と書いている点
4. この資料だけでは分からないこと

条件:
・添付資料に書かれていないことは書かないでください
・分からない場合は「資料に記載がありません」と答えてください
・株価の予想や、売買のすすめは書かないでください

ポイントは3つあります。

1
役割を決めてあげる
(「〜する係です」)
2
出してほしい形を指定する
(順番、表、箇条書き)
3
やってほしくないことを、はっきり書く
(これがいちばん効きます)

特に「4. この資料だけでは分からないこと」を必ず入れてください。ここが空っぽで返ってきたら、その答えは疑ってください。1つの資料で全部が分かることは、ありませんから。

……いかがでしたか

たしかに、分析はできた。

でも、こう思われませんでしたか。

「こんなことを毎回やるのは、大変だな」
「もっと簡単にならないの?」

まったく、そのとおりなんです。

実はそこが、この講座のいちばん大事なところです。

探して、ダウンロードして、渡して。この作業をぜんぶAIがやって、分析まで終わらせてしまう。そこが、最終のゴールになります。

ただ、今日のところは——

一次情報とは何か。プロンプトとは何か。

この2つを知っておくことが、先へ進むために大事なんです。だから、体験しておいてください。

プロンプト集を、お渡しします

毎回この形を考えるのは大変ですよね。実際の場面ごとに使えるプロンプトを12種類、冊子にまとめました。

気になる会社を見つけたとき
決算が出たとき
株価が急に動いたとき
同業と比べたいとき
買うかどうか迷っているとき
判断を記録しておきたいとき

……ほか

そのままコピーして使えます。

プロンプト集を見る

ひとつだけ、お願いがあります

AIが出した数字は、必ず元の資料で確かめてください。

面倒に感じるかもしれません。でもこれは、「はじめに」でお話しした「大きく負けない」に、まっすぐつながっています。確かめる手間を惜しんだところから、大きな失敗は始まります。

今日の学び

AIに聞くのをやめて、AIに仕事をさせる。

その第一歩が、「一次情報を自分で用意して渡す」ことです。

手を広げたTomoru
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